ヨガ講師の方ですら知らない〜人それぞれの立位〜

ヨガ講師の一人の先生からの相談が元でこの記事を書くこととなりました。

 

それは「基本が私にはないんです。だから、困ってるんです。」という言葉でした。

 

私は、

立位(立ち姿)を見れば、

おおよそのその人の性格や、

おおよその体の問題や、

硬い部位などが分かる。

 

これは別に特殊能力ではありません‼️

 

セラピストやヨガ講師など、

指導する側である方々の多くが

身体を動かす(動作)以前の立位ですら、

まともに見れないが故に、

 

動作(アーサナ)はなおさら!な状態になっていることが多々多々あられるようです。

 

 

指導者だから「分からない」などと言えず、

ひたすら生徒さんには「日々の努力」と言ってしまう。

 

 

良かれと思って。。。

だって、そう習ってきたから。。。

 

ということで、

 

それが正しい‼️

と、

指導する側になった時に、習ったことを

そのまま指導してしまっている先生方が数多くいらっしゃいます。

 

疑問を持つ、

その疑問を持つ材料がないが故に、

習ったことをそのまま覚え実践する。

 

それではダメだと思います☝️

 

 

指導者として生徒を持ち教えていく中で、

あれ?あら?

何でだ?

と、遅かれ早かれ、必ず!!基本を振り返ることになるからです!

 

 

 

ヨガのほぼほぼの教科書の最初に「軸伸展」という言葉が出てきますが、

この意味と、どういうものなのか?どのようにワークをすれば良いのかが分かっている講師の方にこれまで出会ったことありません。

 

基本中の基本にも関わらず‼️

 

そうなんです!指導者を作る側の方ですら分かっていないことが多々見受けられます(>人<;)

 

 

身体のプロフェッショナルは臥位(寝た状態)や立位一つですら物凄く丁寧に見ます。

それは『基本』だからです‼️

 

ただし、
それを評価できるようになるのに何年もの基礎勉強(解剖学・生理学・運動学)と、
現場で何百人もの人をみてもなお、
奥深く、時間もお金もかかることから諦める人も沢山いるのが現状です。

 

 

基本があって応用ができる。

これは皆さんご存知なのですが、

 

基本がない先生方が数多くいらっしゃるのが現状なのかも知れません。

 

 

でもその先生方にも先生が、、、

その先生にも先生が、、、

いらっしゃるので、

どのタイミングから基本が割愛されたのかは不明なので誰かに責任を問うわけではありません(^^)

 

パフォーマンスが凄いほうが面白そうだし、魅力的なのかもしれませんが、

それはヨガの本質、身体の本質とはイコールではないんじゃないかと‼️


だから、

生徒さんの身体を壊したり、痛みを出したり、

本人に合わない柔軟体操(ストレッチ)を指導している場合が数多くあるのが事実です。

 

指導者のしっかりとした知識と技術は、

障害予防からみる医療費の削減しいては介護費の削減、

働く人の障害予防、生産性(仕事効率アップ)の増大。

に繋がると確信しています‼️

そのような事実を踏まえて、

 

今現在、ヨガ講師の方々に直にお伝えさせて頂いてる、

通常であれば何年も要する複雑なものを、ヨガ講師の方向けにシンプルにした「ヨガ講師のための解剖・生理・運動学講座」

もっと各地で展開せねば‼️と思う次第です。

 

相談頂いたヨガ講師のMさん。

現実と現状を提起して頂き、

そして、セラピストとしてやらなければならない事柄を提示して頂き、心より感謝申し上げます‼️

 

ヨガのような体を動的に動かす前の、

身体の基礎を。

ヨガを長くされてる方、し始められた方、

しようかと思っていらっしゃる方。

 

そんな方々が、いつからでも気にせずに学ぶことが出来る✨

そんな環境を提供できればと思います(๑・̑◡・̑๑)

 

全身的治療アプローチ研究会 会長

セラピスト個別指導塾 SMILE 代表

戸田賢齊